史跡トリップ

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今西家書院

今西家書院

奈良県奈良市にある今西家書院は興福寺の大乗院家の坊官であった福智院の旧宅です。こちらの旧宅は対象13年に今西家が譲り受けました。そして、昭和12年の8月には国宝保存法によって大阪にある吉村邸と一緒に国宝の指定を受けた重要文化財になりました。これをきっかけに解体改修工事が行われました。工事は行われましたが角柱やふすまなどはそのまま受け継がれていますので、当時がしっかりと再現されているままです。重要文化財となっている非常に貴重な建物ですが、喫茶スペースがありますのでお茶を呑んだり食事をしたりすることもできます。この喫茶スペースでは、抹茶と季節に応じたお茶菓子、梅ソーダ、書院御膳をいただくことができます。ただし、食事は平日2組、土日は1組となっていますので気をつけましょう。電話での予約は3日前にしておく必要があります。重要文化財の中で歴史を感じる景色を眺めながらの食事は、特別なものを感じます。 今西家書院の縁側から眺める庭の景色というのは趣があり、何時間でも眺めていられるほど素晴らしい景色です。庭から眺めることのできる景色というのは、昔は高貴な人しか観ることができませんでした。現在では、こうして一般の人が眺めることができるようになっていますので、ぜひ一度高貴な人になった気分で眺めてみましょう。今西家書院には、この他にも書院、下段の間、茶室、爆竹の間など様々な部屋があります。それぞれの部屋は貸し部屋となっていて、美術品や花などの展示などに利用されていることもあります。